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北関のある栃木市は栃木県の南部にあって、東に筑波山、西に太平山、北は日光連山に囲まれ、市内中央に巴波川(うづまがわ)が流れる静かなたたずまいの街です。自然に恵まれ、日光山系からの伏流水も豊富で豊かな田園地帯となっております。
また栃木は、幕末から明治にかけ、日光例幣使街道の宿場町として、また巴波川の舟運により商人町として賑わい、見世蔵や土蔵が軒を連ね、政治、経済、文化の中心として栄えた商都であり、今なお商人町の姿を残しています。川沿いに並ぶ蔵屋敷と白壁の家並み、群れ遊ぶ鯉、四季折々の彩りをみせる県立自然公園の太平山、樹木につつまれた出流山満願寺や星野自然村など名所が点在し、訪れる人々にうるおいとやすらぎを与えてくれる歴史ある街です。江戸・明治に作られたとちぎの山車が、華やかに市内を練り歩く”とちぎ秋まつり”は、隔年開催予定。「動く芸術品」と呼ぶに相応しい祭です。各地区ごとの特徴ある山車を見れば感動すること間違いなし。熱気と迫力に、秋の涼しい風も吹き飛びます。
北関酒造はこのような自然に恵まれた栃木で、伝統を受け継ぎながら心・技・体の三位一体とさせて酒造りに励んでおります。